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2013/10/19 姉妹サイト日本全国旅そうだんBlogオープンしました!

No.009 養老渓谷

type:渓谷

ロケーション:丘陵

養老渓谷

旅行・観光基本データ

養老渓谷は千葉県にある渓谷で、市原市と大多喜町に跨り、房総半島のおよそ中央に位置する渓谷である。
特に秋の紅葉が素晴らしい場所として、近くの亀山湖や成田山公園に並んで、千葉県を代表する紅葉スポットとなっている。

養老渓谷の見どころ・名所は南北幅広くに分布しており、養老渓谷で最も北側に位置する養老渓谷駅から最も南側に位置する粟又の滝まではおよそ8kmもある。
また紅葉名所は本流である養老川沿いだけではなく、支流にかけても存在しており、梅が瀬渓谷や筒郷もみじ谷などがそうである。

養老渓谷2

渓谷最も奥に位置する粟又の滝は落差が約30mなのに対して、幅が約30m程もある幅広の滝となっており、華厳の滝や那智の大滝とは異なる趣を持った滝として人気が高い観光スポットである。
また、紅葉の見ごろが全国的でも非常に遅いことでも有名で、12月に鮮やかに色づくもみじを見ることが出来る珍しい紅葉スポットである。

川沿いには遊歩道が整備されていて、およそ養老川と同じ目線から、やや見上げるようにして崖にへばりつくように植わっているもみじを楽しむことが出来るのが魅力の1つでもある。

住所:千葉県夷隅郡大多喜町
アクセス
電車:内房線千葉駅より五井乗り換え小湊鉄道養老渓谷駅下車約1時間25分
   総武線・横須賀線快速東京駅より五井乗り換え小湊鉄道養老渓谷駅下車約2時間5分
   →養老渓谷駅より徒歩で中瀬遊歩道入口(観音橋)まで約20分
   →粟又の滝までバスで小湊バス粟又ノ滝下車約18分
車:館山道市原ICより市原バイパス/大多喜街道/清滝養老ライン約50分
  館山道富津中央ICより国道127号線/国道465号線約1時間15分
自転車:市原市八幡宿より大多喜街道/清滝養老ライン約36km
    富津市上総湊より国道127号線/県道93号線/国道465号線/県道81号線約46km

養老渓谷を自転車乗り的視点で見る!

養老渓谷3

養老渓谷は上で説明した通り秋になればそれはそれは紅葉が美しいことで有名なスポットである。
しかし、場所はまさに房総半島のへそ!
サイクリングの際にはどのようなルートでもって養老渓谷へ向かえばイイのか?というのは非常に悩ましい問題だろう。

養老渓谷へと自転車で向かう際には、およそ以下の2つのルートが考えられる。
まずは市原の市街地から養老川沿いに沿って大多喜街道→清滝養老ラインを用いてくるルート。
そして、上総湊などの内房湾岸部から国道465号線を用いて房総半島をおよそ横断してくるルートだ。

どちらも距離は50kmにも満たない短い行程である、…が、その行程にはどちらも少し用心が必要だ。

そもそも千葉県は目立った山がなく全体の標高が非常に低い(最も高い山である愛宕山でも標高は408m)ことで知られていて、房総半島の内陸部を房総丘陵地帯と指すとこもあるが、これは自転車乗りにとっては大きく間違いである。

房総丘陵

内陸に入ってしばらくは緩やかで心地良いアップダウンが続いて行くが、養老渓谷へと近づくに従って、アップダウンは非常に激しさを増す。
特に後者のルートである房総横断ルートは、後半はもはや小さな峠が連続で延々と続くようになるので、注意が必要だ。

また、渓谷内の各名所を移動する際にも、大きなアップダウンには注意が必要である。

房総丘陵2

しかし、秋のシーズンにこの激しいアップダウンを擁する房総の丘陵地帯を抜けた先には養老渓谷の素晴らしい紅葉が待っている。
自ら一生懸命に漕いで来ての美しい紅葉模様にはきっと感動もひとしおだろう。
というわけで、晩秋の紅葉散策に是非頑張って養老渓谷までサイクリングに行ってみて欲しい^ ^

また、養老川本流とその支流にかけて幅広く紅葉名所が点在する養老渓谷内では自転車での移動は非常に便利であることには間違いない。
ちなみに渓谷各所に整備されている遊歩道は自転車で侵入することはおよそ不可能であるので、遊歩道を散策する際には歩きで美しい紅葉を楽しみながらのんびり散策して行こう。

執筆日:2011/3/2
取材日:2009/12/13、2010/11/24

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