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2013/10/19 姉妹サイト日本全国旅そうだんBlogオープンしました!

No.034 天龍寺

type:神社・寺院

ロケーション:街中

天龍寺

旅行・観光基本データ

天龍寺は京都嵐山にある寺院で嵐山の中心的観光名所の1つ。
古都京都の文化財として現在世界遺産に登録されている。
中でも初代住職である夢窓国師が作庭した曹源寺庭園の出来栄えは大変見事。
また、別院の法堂では期間を限定して天井一面に龍が描かれた雲龍図が公開されている。

拝観時間は8時半〜17時半(冬季は8時半〜17時)で、参拝料は庭園500円、本堂は追加100円、法堂は別途500円。


〜天龍寺の歴史〜(第80回 2011京都山陰自転車旅行 旅行記より抜粋)

…天龍寺は臨済宗天龍寺派の大本山として知られ、室町の時代、初代将軍足利尊氏が後醍醐天皇を弔う為に夢窓国師を開祖として創設したお寺である。
開山以来、京都五山の第一位としての寺格を保ち、非常に格式の高い禅寺である天龍寺であったが、創設以来なんと延べ8回もの大火にあったそうで、現在残るこの天龍寺はおよそほとんどが明治時代に再建されたものだと言う…

天龍寺2

天龍寺3


〜天龍寺の見どころ〜

やはり天龍寺最大の見どころと言えば初代住職であった夢窓国師が作庭したと言われている曹源寺庭園であろう。
庭園は散策を行うことも可能で、また本堂である大方丈や書院の回廊から眺めることも出来る。
嵐山を背景として綺麗に整えられた石庭と池の調和は見事の一言なので、是非天龍寺を参拝する時にはじっくりとこの曹源寺庭園を眺めてみると良いだろう。

さらに、天龍寺の新たな見どころとしては、先の説明にもあるように別院の法堂に天井一面に龍を描いた雲龍図などが挙げられる。
こちらの雲龍図、明治期に鈴木松年氏によって描かれていた旧「雲龍図」の損傷が激しく修復が不能となった為に現代日本画家である加山又造氏によって新たに描かれたものが特別に展示されているものである。
龍を見つめながら法堂内を歩いてみると、あたかも龍も自分の方を見つめているような錯覚に陥ってしまう…
参拝料は本堂・庭園参拝と別途で500円必要になってしまうのだが、是非その天井一面に描かれた雲龍図の迫力加減を味わってもらいたい。

曹源寺庭園や雲龍図の他にも本堂の参拝受付や書院の壁にかかっているだるま絵なんかはとても面白く、禅寺として非常に格式のある天龍寺の雰囲気に余り馴染みそうにないポップな感じのだるまが描かれているので、時間があったらこうしただるま絵なんかも鑑賞してみるのも楽しいかもしれない。
また、天龍寺の裏側には竹林が広がっており、境内裏手の細道を進んだ先ある竹林の道も嵐山の中では人気の高い観光スポットである。

梅

梅2


住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
アクセス
電車:阪急河原町駅から阪急京都線四条大宮駅乗換え嵐電嵐山線嵐山駅下車約24分
   →徒歩すぐ
   京都駅からJR山陰本線嵯峨嵐山駅下車約17分
   →徒歩約10分
   阪急河原町駅から阪急京都線桂駅乗換え阪急嵐山線嵐山駅下車約16分
   →徒歩約20分
バス:京都駅前から京都市バス28系統嵐山天龍寺前下車約45分
   四条河原町から京都市バス11系統嵐山天龍寺前下車約45分
   太秦映画村道から京都市バス93系統嵐山天龍寺前下車約18分
自転車:京都駅から烏丸通り/四条通り/府道29号線約11km
    金閣寺から西大路通り/丸太町通り/府道29号線約8km

執筆日:2011/11/10

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