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No.040 西武秩父駅

type:駅

ロケーション：街中

旅行・観光基本データ

西武秩父駅は埼玉県秩父市にある西武秩父線の終着駅。
秩父鉄道の秩父駅と共に秩父市の表玄関となる駅の1つであり、公共交通機関で観光に来た際には三峯神社や羊山公園の芝桜、長瀞などといった数多い秩父エリアの観光地へとアクセスする為の拠点となる駅である。

駅の改札を出た左手のところには西武秩父仲見世通りと呼ばれるお土産屋さん街もあり、こちらでは秩父土産の買い物を済ませる事も出来てしまう。

また、西武秩父駅が属する西武秩父線は、同じ西武線に属する西武池袋線と直通して所沢駅や池袋駅などといった西武線の拠点駅から特急ちちぶ号の運行を実施していて、始発駅の池袋駅からでもおよそ1時間20分程度で西武秩父駅まで向かうことが出来る。

特急は土日休日ならばおおむね30分～1時間程度の間隔で運行されており、料金も別途西武秩父駅までなら620円程度(池袋駅から)と安価な値段で気軽に乗車できるので、都心部から秩父方面への観光アクセスは比較的良い環境が整備されている、ということが言えるだろう。

ちなみに、もちろん特急に乗車するのが最速の交通手段だが、特急列車を使わずとも西武池袋線の快速急行や急行を用いて飯能で西武秩父線の各駅停車へ乗り換えても池袋駅からの所要時間は2時間程度だ。

但し、ここで西武線を用いた秩父観光へ出掛ける際に気をつけてもらいたいのは、秩父鉄道の秩父駅と西武秩父駅の両者の駅同士の関係である。

秩父市内を通過する2大路線である秩父鉄道と西武秩父線はともに秩父駅と西武秩父駅という市内の中でも表玄関としての役割を担うような大きな駅をそれぞれ有しているが、両者の所在する場所は互いに若干ずつ異なっていて、相互に乗り換えの出来る駅になっているわけではない、ということである。

特に都心から特急で西武秩父駅まで出てきて、さらにそこから秩父エリアの観光名所である長瀞や三峯神社へと向かう際には最寄駅の関係上秩父鉄道を用いる事が望ましいのだが、

同じ名称だからといって秩父駅同士で乗り換えを…

なんて思っていると、意外と両者は徒歩で20分程度も離れた所に位置していることに現地で気付き、大きく時間をロスしてしまう、という事態にもなりかねないので、上記の事柄には十分に注意しておこう。

西武秩父駅から秩父鉄道へと乗り換える際には仲見世通りを真っ直ぐ突っ切ってしばらく徒歩で行った先に御花畑駅という駅が存在しているので、そちらで乗り換えを行って秩父観光へと出掛けるのがGoodである。

ちなみに、西武秩父の駅から御花畑駅までは徒歩5分程度で到着することが出来る。

(一応、一日のうちでも西武秩父線から直通で秩父鉄道の三峰口方面へと向かう電車は存在しているが、運行されている本数が極めて少ないので出発前に時刻表は要確認しておこう。
また、西武秩父線から長瀞・寄居方面へと直通する列車は西武秩父駅には停車しないので、1つ手前の横瀬駅から乗車する必要がある。)

住所：埼玉県秩父市野坂町一丁目16-15
アクセス
電車：池袋駅より特急ちちぶ号約1時間18分
　　　池袋駅より西武池袋線飯能乗り換え西武秩父線各駅停車約1時間48分
　　　所沢駅より特急ちちぶ号約57分
　　　飯能駅より特急ちちぶ号約36分
　　　飯能駅より西武秩父線各駅停車約53分
　　　→秩父鉄道御花畑駅まで徒歩約5分
　　　→秩父鉄道秩父駅まで徒歩約20分
　　　→秩父鉄道秩父駅まで西武観光バス秩父駅前下車約7分
自転車：西武秩父駅より
　　　　→羊山公園まで県道232号線/国道140号線他約800m
　　　　→秩父ミューズパークまで県道73号線/国道299号線/県道208号線約5㎞
　　　　→中津峡まで県道232号線/国道140号線/県道210号線約35km

執筆日：2011/2/3

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