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橋と八ヶ岳(目を凝らせば微かに見えない事もない)のツーショットを写真に収めて満足した私は、清里を目指して再び自転車を走らせた。
ここで八ヶ岳高原ラインとお別れし、清泉寮方面へと下る。
…
またしても下り坂である。
|д・)チラッ
車が来ていないか後方を確認。
またしてもぐっとブレーキを握り、全力でゆっくり坂を下って行く…
…
………
ふぅ…((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
雪道は少しも油断してはならない、と、いうことである。
しっかし顔に寒さがもろに突き刺さる。
今日は高原の自転車旅行という事で、自宅で用意できる完全装備の冬体制で私もここまで自転車をこいで来たのだが、この凍てつく空間に長〜くいると、とにかく体の末端から真っ先に冷えていく。
手足の感覚が寒さで薄れて来る度、ちょこちょこ自転車を降りて、紛らわしながら紛らわしながら進んでいたのだが、それでも寒いものはやっぱり寒い!
直前に自転車を降りた東沢大橋から距離的にもまだほんの少ししか来ていなかったのだが、最早足は寒さでとうにその感覚はひどく鈍っている状態で、終いにはとうとう手の感覚も薄れて来ていた。
あぁ…そろそろ温かいお家が…
この寒さについに耐えかねた私は、
「清泉寮こちら→」
の看板を発見するなり、清泉寮へと飛び込むようにして入って行ったのであった…
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