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まだ時刻は9時をやや過ぎたところである。
早起きをして朝一でお寺参拝とは今日はなんだか良いことがあるかもしれないぞ♪
とかなんとか言っちゃって、心を弾ませてみたり。
堂内参拝受付で参拝料を支払い中へ。
受付を入ってすぐ先のトコロには堂々たる一枚の絵が展示されていたのだったが、なぜだかその絵はお寺のような厳か〜な雰囲気とは全く指向が異なるこれまた随分とポップな感じのだるま(…なのかなぁ?)のようなものを題材とした不思議な絵が展示されていた。
今日は一日京都中のお寺を巡ろうとしているのに、あまり歴史的興味を持ち合わせていない私なのであったが、ここでざっと皆さんに天龍寺について紹介しておこう。
天龍寺は臨済宗天龍寺派の大本山として知られ、室町の時代、初代将軍足利尊氏が後醍醐天皇を弔う為に夢窓国師を開祖として創設したお寺である。
開山以来、京都五山の第一位としての寺格を保ち、非常に格式の高い禅寺である天龍寺であったが、創設以来なんと延べ8回もの大火にあったそうで、現在残るこの天龍寺はおよそほとんどが明治時代に再建されたものだと言う。
また、初代住職であった夢窓礎石が作り上げた曹源池庭園の出来栄えは非常に見事なものであり、天龍寺境内の中でも一、二を争うほどの著名な観光スポットとなっている…
とまぁ、説明はこんな感じなのだが…
これ以上解説が長引くとあれなので、この辺りで説明は終わりにしておいて、私は早速その素晴らしいと謳われる庭園を見にお堂を奥へと進んで行った。
はぁー、なるほどこれが…
庭園には美しくまっさらに整えられた石庭と池があり、池には鯉が泳いでいる。
そして背景には嵯峨の山並み…
うーん、実にこれぞ京都観光!と思わせるような朝となった。
お堂から降りて、今度は庭園口から入り直して再度庭園を眺める…
いやはや、まさに『和』を感じる瞬間である。
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