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私はテントと寝袋を両脇に抱えながらかな〜り無理のある体勢でふっらふらしながら自転車を走らせてなんとか取り敢えず四条大宮の今日の宿まで辿り着いた。
チュックインは済ませていて、部屋へはあっさりと入れた訳だが、頭の中は明日はまだしも3日目以降の移動の際に荷物をどうしようかということでいっぱいだった。
しかしそうはいっても腹が減っては戦は出来ぬ。
(え??
なんだよ…いきなり…)
既に空腹が随分気になっていた私は、取り敢えずここで考えるのは止めにして飯を漁りに一旦外に出ることにした。
おや?
あんな所にダ○ソーが…
ってか、ダ○ソーって何でもあるよなぁ…
…
………
…まさか
………まさか…まさかなのかー!?!?!?
キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜ー!!!!
さっすが、ダ○ソー様!!!
…もう、つまり、神様仏様ダ○ソー様ということである。
いやぁー、良かった!
やっぱり困った時はダ○ソー様ですね!!!!
ダ○ソー様万歳!ダ○ソー様万歳ぁい!!!
…
思わぬところで地味にじわじわ精神面をえぐっていた私のピンチをダ○ソー様という神に救われた私は途端に安堵してそしてそのせいで空腹感がどっと押し寄せて来た。
そうしてしばし通りをぶらついた結果、今夜の食事は松屋にする運びとなった。
牛丼並290円。
大でも390円。
特盛りでも490円!!!
やはり松屋もダ○ソー様同様困った時の味方であり、庶民の味方である。
すっかり腹を満たしホテルへ戻って明日の宿を万全にした私は、しばし慌ただしかった今日の余韻に浸れるようなまったりとした時間を過ごしながら床に就いた。
明日も今日の4時起きとまではいかないが、いつもの旅行の中では随分早起きな方だ。
嵐山に始まって、金閣寺に銀閣寺、三十三間堂に祇園に…と明日も観光スケジュールはぎっしり。
慌ただしい、…だけども充実した一日になりそうな、そんな予感がしていた。
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