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真鶴岬からの眺めに大変満足した私は、意気揚々と自転車のあるトコロまで戻り、再び、先程の国道135号線との分かれ道まで戻って行った。
素晴らしい景色を眺めることが出来て、大変気分を良くした私には、岬からの帰りの凸凹の道程もあっという間に思えるほどだった。
再び国道135号線に合流して坂をまた一気に下ると、湯河原の市街地へと出た。
湾のようなトコロに位置する真鶴の街とは対照的に、湯河原の街はなだらかな海岸線に続くように広がっている。
湯河原の市街地で国道135号線は海岸線を走る国道135号線よりさらに海岸線を走る真鶴道路(砂浜の上―(゚Д゚;!?)と合流し、
しばらくしたトコロで今度も海岸線を走って行く熱海ビーチライン(今度は完全に海の上なんじゃ…(゚Д゚;(゚Д゚;!?!?)と分岐した。
熱海ビーチラインと分岐したところで国道135号線は軽い峠へと差し掛かった。
事前の調べで、この標高100m程の山を越えれば熱海の市街地だというのは分かっている…
じわりじわりと坂を登って行く。
今までのそれと比べて、この最後の坂はやはり長さ的にも傾斜的にも、もとよりわずかしかない私の体力にはなかなか堪えるものとなった。
それでも懸命に登り坂に耐えた結果、辺りはほとんど山の中というところで、長ーく続いていた傾斜は下り坂へと転じて行った。
今し方登って来た標高を緩やかに下り始める…
下り始めてからも熱海の市街地は結構遠かった。
まだか、まだか…
さすがにそろそろ…
私の焦りは少しずつ募った。
やがて自転車のスピードが乗り始め、傾斜が急になって来たところで国道135号線は一気に視界が開け、とうとう海岸線へと抜けた。
一手に開けた視界からは、海岸線から山までのわずかな平地の間に多くのビルが密集する熱海の市街地の様子をはっきりと見ることが出来た。
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