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実は私には熱海へ向かう前に寄り道したいトコロがあった。
それは、真鶴半島の先端、真鶴岬である。
相模湾の南端、真鶴町に位置するこの真鶴半島は、陸から海へ非常に細長く突き出た形をしているのが特徴の半島で、私にはそんな細長い形をした半島の先っちょがどうなっているのか大変興味があったのだ。
…というわけで、一旦私は国道135号線を離れて、県道を岬方面へと折れ、いざ真鶴岬へと向かうことにした。
県道へ入るなり、海抜まで一気に下って行った。
あぁ、なんてことを…
帰りはここまで戻ってこなくてはならない。
後で自分が登ると分かってて、下り坂を下る心境はなんとも空しいものだった。
坂を下りきると、私は真鶴の集落へと到着した。
どうやら真鶴の集落は半島の付け根、両側を小高い丘に囲まれた軽い入り江のような場所に位置しているようだ。
集落を抜ける。
すると、今度はしばらくしたところで琴ヶ浜という景勝地へと到着した。
国道135号線を走っていた先程も湘南の海岸線を一望できるビュースポットがあったが、こちらは半島が海へ突き出ている分、よりワイドに相模湾の光景を見渡すことが出来た。
岩場で海釣りを楽しんでいるおじさんが見える…
ここは、年の瀬の慌ただしさを感じさせない、のどかな場所であった。
琴ヶ浜を過ぎると再び軽くアップ。
まったく凸凹しやがるぜ…
海岸線はすぐそこだったが、いつの間にやら森の中を走る道になってしまった。
登り坂を登りきったトコロで、私は真鶴岬入口の看板を発見することが出来たので、森の中で自転車を止め、自転車を降りて、徒歩で真鶴岬へと向かうことにした。
歩くこと5分。
私はいよいよ岬へと辿り着いた。
岬には一軒のレストハウスのようなものが建てられていたのだが、時刻はまだまだ昼前であったので、休憩という気分でもなかった私は、景色を見る為、早速レストハウスの裏側へと回り込み、裏庭のようになっているそこから真鶴岬からの景色を眺めた。
絶景であった。
高台となっているここからは伊豆半島が良く見える見える…
海は太陽の光を一身に浴びて、白くキラキラと輝いていたのであった。
あまりの光景に私は完全に今日の季節が冬であることを忘れてしまったようだ。
もはや、寒さなど完全になんのやらだった。
裏庭からはさらに、海岸へ下ることのできる階段が整備されていた。
案内のまま私は階段を下って行く…
若干、岩場の多めなその海岸からは先程の高台からの眺めと同様、伊豆半島の海岸線をとてもはっきり眺めることが出来た。
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