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さてさて、やや重い足取りで橋本駅を出発した私であったが、橋本駅からはひとまず、道志みちの入口を目指して進んで行くこととなる。
ここから道志みちの入り口である青山の交差点まではおよそ12km。
橋本駅からほぼ真西にのびる国道413号線を大分道なりに進んで、三ヶ木の交差点を厚木方面を折れて少しのトコロに青山交差点はある。
途中、城山の脇を抜けて、津久井湖の堰の上を通り、津久井の市街地を抜けて、あ〜んな上り坂やあ〜んな下り坂を…。
全くもって、私が今から走る道の光景がはっきりと浮かんでくる。
そりゃあ、同じトコロをつい2週間前に走ったからなぁ…。
何と言っても恐ろしいのは、どこにどの程度の上り坂が待ち受けているのかが、手に取る様に分かることであった^ ^;
2,3のアップダウンを挟んだ後、私は難なく青山の交差点まで辿り着いた。
(地味にキツイんですゼ、アニキ…T_T)
前回同様、ここまでの行程は道志みちを攻略するのに十分な準備運動となった。
ここから山中湖までは約46km。
いよいよ私の2度目の道志みち攻略が始まるのであった。
ここに至るまでの行程の中で、景色は見事に様変わりしていた。
先程まで十分に市街地の光景だったものが、今はしっかりと山間部の光景だ。
更に、2週間ほど前はあれほど鮮やかに色づいていた木々はすっかり葉を落とし、山々も見事に丸坊主になっていた。
道志みちの入口から神奈川県と山梨県の境である両国橋まではまた15km程だ。
前回と同じ場所で自転車を降り、写真をパチリ。
(冒頭の2枚の写真はココで撮りました(*^^)v)
写真を撮るという用事を済ませた後、そそくさと再び自転車に跨り、神奈川県最高地点を越えて、一気に下ること少しで私は両国橋へと到着した。
わりかしあっという間だったな…。
そのまま休むことなく山梨県へ。
ここからしばらくは傾斜が厳しくなることは十分承知だった。
あちこちにある『キャンプ場こちら→』の看板を横目にしながら、ゆっくりゆっくりと進んで行く。
道志の集落へ到着。
集落へ入ると傾斜は幾分緩やかになり、先程より随分走りやすくなる。
周囲の景色が冬景色になってしまった以外は、至極前回と同じ行程であった。
そのまま道志の集落を半分程過ぎたトコロで、私は山頂をチラリと覗かせる富士山を発見することが出来た。
おぉ、今日は富士山がはっきり見えるぞ。
2週間前はぼんやりと輪郭しか捉える事が出来なかった富士山が驚くほどはっきりと見えることには驚いた。
季節はこのわずかな間でしっかりと冬になっているコトを実感した瞬間である。
さてさて、道志の集落を西まで進むと次第に傾斜がじわじわと苦しくなって来た…。
そろそろか…。
前回、私のメンタルと足腰を見事に崩壊させた山伏峠が見えてくる頃だった。
『道の駅どうし ←』
前回の経験と反省を十分に踏まえていた私は、迷うことなく道の駅の方へと進路を変え、休憩を挟むのだった…。
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