本サイトはスライドショーを表示させる為JavaScriptを用いています。JavaScriptが有効でない場合には、JavaScriptを有効にして、閲覧をお楽しみ下さい。

第75回 東部富士五湖自転車旅行

2010/11/13


河口湖→鳥沢○

富士吉田の市街地まで戻った私は、行きと同じ“道志みち”は通らずに、大月方面まで一気に下り、そこから甲州街道で相模湖方面を目指すルートを採用した。
おっと…
じっくりと紅葉を散策したおかげか、時刻はもう3時を回っている。
これは急いで下らないと、日が暮れちまうぞ…
私は、国道139号線に乗るや否や、猛烈なスピードで下り始めた。

いやぁ、今日は良いランになった…

それにしても真っ直ぐで気持ちのいい下りだなぁ…

なんだか、心地が良…



(゚д゚)ハッ!!!

気が着くと私は猛烈な眠気に襲われていた。
興奮が切れて、登坂の疲れがここに来て一気に来てしまったようだ。
自転車を真っ直ぐに保てないほど眠かった。
とにもかくにも、眠…

これは危険!
と、さすがに観念した私は、自転車を降りて、セブンイレブンの前の縁石に座り込んで、そのまま眠りに落ちてしまった…

富士急ハイランド

仮眠すること15分ほど、私は立ちあがって、再び自転車を漕ぎ始めた。
日はさっきよりも一段と暮れ、走っている車もそろそろライトを点灯させる時間帯になっていた。
再び眠気に襲われないように、“道志みち”で、おばさんからもらったハッカ飴を口に入れ、普段より幾分集中して下り坂に臨んだ。
すると、見事に眠気は退散し、今度は一気に足に力が入る様になったので、私は重いギアでがしがしとペダルを踏んで、進んで行った。

そこからはもはや超特急であった。
まるで自分自身が、車になったかのように、周りの景色が進んでゆく。
富士吉田の市街地はもう既に、はるか後方だったが、下り坂は依然として続いていた。
都留の市街を抜けても、下り坂は傾斜そのままに続いて行った。
リニアの実験線の下を潜り、私はあっという間に大月へと到着した。(所要時間は恐らく1時間を切った)

大月で国道139号線は国道20号線へと突き当ったので、私は国道20号線を東京方面へと折れた。
日は完全に暮れている。
前灯、尾灯ともに点灯で、ナイトラン体制である。
ところが、国道20号線に入ってしばらくは、先程同様に順調な下り坂が続いたのであったが、猿橋を過ぎるようになってからは、ちょっとした上り坂も現れるようになってしまった。

前方の標識をちらと見ると相模湖まで20km以上ある。
快調なペースを維持できなくなった私は、全くその意志の弱さで、相模湖を目指すことをすっぱりと諦めて、結局、近くの良く分らない「鳥沢」という駅で輪行することにした。
本日の走行距離120km。
最後は実に、あっけのないランの幕切れであった。


どうでしたでしょうか!?!?!?
こんなにも長文となってしまった旅行記、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございましたm(_ _)m

いやぁ、お初の旅行記と言うこともあって、終始肩に力が入りっぱなしでしたね…
少々、表現が固くなってしまったかな?とも、今読み返して、思っているところであります。
次回はもっとコンパクトに、もっとユーモアのある文章に仕上げて行きたいと思うので、次回の旅行記にもどうぞご期待下さい。
ではでは( ´∀` )ノ

前に戻る!

←次の旅行記

旅行記一覧

前の旅行記→

CopyRight (c) 2010 Teppi All Right Reserved.

inserted by FC2 system