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第75回 東部富士五湖自転車旅行

2010/11/13


どうも、こんにちは(。・∀・。)ゝ
お初の旅行記です☆
今回は相模原・橋本を出発し、道志みちを抜けて、山中湖河口湖まで秋の紅葉散策です。
紅葉は丁度見ごろを迎えており、夕焼けの渚やもみじ回廊などの湖畔の紅葉スポットでは、真っ赤に燃えたもみじが一面に広がる景色が美しく、非常に感動的でした。
早速その感動を伝えるべく、レポっていきたいと思うのでよろしくお願いしますm(_ _)m

※写真はクリックすると、拡大したものをご覧頂けます。

山中湖 河口湖

○橋本→両国橋○

朝4時。
強い眠気に襲われながらも、私は布団の中から這い出し、よろよろと起き上がった。
今日の自転車旅行の始まりである。
毎度、自転車旅行をする時はいつも「超」がつくほど早起きをするわけだが、これが何とも体にこたえる。
しかし、素晴らしい景色を見ながらサイクリングするためだ…。

仕方あるまい。
と、気持ちを切り替えて、私は支度を整え始めた。

そそくさと準備をした後、私は駅へと向かい、自転車を抱えて始発へと乗り込んだ。
たった今、何の気なしに書き進めていたわけだが、実は、自転車は“輪行袋”という専用の袋にしまうことで、電車などの公共機関で“手荷物”として扱われ、一緒に乗せていくことが出来るのだ。
袋にしまうとはいえ、およそほとんど自転車の体なわけで、
電車に乗せる当の本人としても、周りの乗客から見ても、非常に迷惑な代物である。
こんなのが手荷物ってねぇ…(((゚Д゚;)))アセアセ

そんなこんなで、電車に揺られること2時間、私は神奈川県相模原市の中心駅である橋本駅へと降り立った。
ふらふら〜っと、駅ビル内にあるロッテリアに立ち寄り、腹を満たすと同時に、私は昼食用のハンバーガーを大量購入した。
さて、私はいよいよと自転車に跨り、目的地である富士山麓へ向かうため、ゆっくりとペダルを漕ぎだした。

今回私はひとまず山中湖を目指すため、国道412号線を西進した後、更にまた国道413号線を更に西進し続ける“道志みち”ルートを採用した。
このルートはあまり一般的ではないが、東京から山中湖方面を抜ける道としては最短ルートとなる。
何しろ自転車は、がむしゃらに漕いでもあまり距離を稼ぐことのできない乗り物である故、少しでも短いルートを採用したいのが、自転車乗りとしての私の本音のところである。
また、今回この“道志みち”を走ってみたところ、道幅も広く、休日にもかかわらず交通量も少なく快適だったので、車で同様の方面へと向かう際にも使い勝手がよさそうなので、おススメである。

西へ走ること、5qも走らずして目の前には丹沢の山並みが徐々に近づいて来た…。
橋本や八王子などの都市からは非常に山が近い!
と、これは私は毎回走りながら感じることである。
普段、だだっ広い関東平野のより内の方に住んでいる者としては、これだけ高層マンションやビルが聳え立つ中、すぐそこまで山が迫っている光景はなんだかすごく新鮮な気分になる。

さてさて、城山の辺りまで走って来ると、今まで平らだった道は、軽い起伏のある道並みへと変化した。
アップダウンの多い道は、私のような体力と気力の欠けた自転車乗りにとっては、天敵だ。
とかく、体力の出費が多い。
若干のメンタルをえぐられつつも、走り進めていくうちに、先程まで、朝方のひんやりとした冷たい空気に体を震わせていた私であったが、次第に防寒類が邪魔だと感じる程、体が温まってきた。

津久井の市街地を抜け、三ヶ木の交差点を折れて、青山の交差点で右折すると、いよいよ“道志みち”の入口だ。
ここまで、およそ12q、所要時間45分程度か。
ん〜、いい準備運動になった、と軽く1人満足していた私に、目先にあった標識はただ、じっと、何も言わずに、
「フフフ…。こんなところで満足している場合ではないですよ。」
ということを教えてくれた。

『↑山中湖 46q』

…はい。
鬱です_| ̄|○

何しろここから、約1000mの登りが待ち受けているのだ。
標高1000m分自転車で登るということは、それはもう、苦行以外の何物でもない作業だということを、私は身に染みて知っている。
しかし、山中湖へと抜けるためにはこの“道志みち”を意地でも完走する必要がある。
私はマフラーと手袋を脱ぎ、リュックサックにしまい、いよいよ気合を入れて、“道志みち”へと走り出して行った。

標識

走り出してしばらくは、先程までと同じようなアップダウンの道が続いて行く。
この辺り一帯はどうやら青野原というらしい…。
ふと右に目をやると、すごい深さの谷だ。
かなりの谷の下には川が走っているようだった。
あまりの谷の深さに川の存在が確認できないくらいである。
こりゃまたダイナミックな地形だなぁ、と感心しながら走っていると、対面にある山並みが徐々に色鮮やかになっていることに気付いた。

ほほぅ、
紅葉は順調に進んでいるようだった。

道志みち1道志みち2

青野原の集落を抜けると、道が細くなり、次第に本格的な山道となった。
先程まで開けていた道だったが、今は林の中を抜けるように走っている。
山道ということで、当然斜度もぐっと上がるわけで、
私の登板ペースも今はもはやのろのろだ。
このまま、山梨県境まで上り坂が続くんだろう…。
と、ある程度覚悟していた私であったのだが、次の何の変哲のない右カーブで、嬉しい発見をすることが出来た。
そこには「国道412号線神奈川県最高地点」と書いてある。

え、、(拍子抜け)

そこからはもう、ひたすらに下り坂だった。
そんなこんなで、私は、あっという間に県境に架かる両国橋へと着いてしまったのであった。

道志みち3青根路1

青根路2

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