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No.056 国立天文台野辺山

type:文化施設など

ロケーション:高原

国立天文台野辺山

旅行・観光基本データ

国立天文台野辺山は長野県南佐久郡南牧村の野辺山地区にある国立天文台。
宇宙から放たれる微弱な電波を観測する事による宇宙の真相の究明と太陽活動の観測などを目的としている。

こうした観測は、施設内にある45m電波望遠鏡やミリ波干渉計と呼ばれる観測器により宇宙電波の観測が行われ、また、一方で電波ヘリオグラフや太陽電波強度偏度計等の観測機器で太陽活動の観測が行われている。


国立天文台は野辺山地区の他にも三鷹(東京都)や水沢(岩手県)に施設が存在するが、野辺山地区の気候が高原帯で平地と比較して空気中の水蒸気量が低い事や、冬季の降雪量が比較的少ない事などが観測条件に適しているという事で、こうした国立の宇宙電波観測施設が野辺山地区に立地している。


また、当施設は一般見学が可能であり、施設内で屋外で観測を実施している先に挙げた観測機器(45m電波望遠鏡や電波ヘリオグラフ等)を間近で見学することが可能である。
見学可能時期は通年(但し、年末年始期を除く)で、見学可能時間は午前8時半〜午後5時まで。

特に国立天文台野辺山には世界最大級である45m電波望遠鏡と呼ばれるとてつもなく巨大な電波望遠鏡がある。
その名の通り観測面であるパラボラ面の直径が45mあり、あまりの巨大さゆえにJR小海線の車窓や平沢峠(しし岩)の頂上からもその存在を確認出来る程なので、実際に見学してみて宇宙電波観測の壮大な規模感というものを直に体感してみると良いだろう。

なお、見学に際して当観測施設では非常に微弱な宇宙からの電波を観測している為、それらの観測の障害になるような携帯電話等の使用の制限がなされているので、そのあたりは若干の注意が必要だ。

45m電波望遠鏡

南牧村図書館


住所:長野県南佐久郡南牧村野辺山462-2
アクセス
電車:新宿駅より特急あずさ号小淵沢乗り換え小海線野辺山駅下車約2時間50分程度
   甲府駅より特急あずさ号小淵沢乗り換え小海線野辺山駅下車約1時間20分程度
   松本駅より特急あずさ号小淵沢乗り換え小海線野辺山駅下車約1時間50分程度
   →徒歩で約35分
   →自転車で約2km
車:中央道須玉ICより国道141号線約26km
  中央道長坂ICより県道32号線/国道141号線約23km
  中部横断道佐久南ICより国道142号線/国道143号線約41km
自転車:野辺山駅より約2km
    →滝沢牧場まで約4q
    →平沢峠(しし岩)まで約2km

国立天文台野辺山を自転車乗り的視点で見る!

国立天文台野辺山は野辺山駅を南におよそ2km程進んだ先にある。

道中極端に傾斜の厳しい坂道があるわけでもなく、マイ自転車でもレンタルサイクルでもおよそ平坦で真っ直ぐな道を爽快な野辺山高原の空気を味わいながら自転車で快走する事が出来るので、野辺山高原へ観光に来た際には是非立ち寄ってみると良いだろう。

国立天文台への入り口は隣にある南牧村の図書館が目印だ。

執筆日:2011/10/16
取材日:2011/3/26

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